レノボ、ファンレス設計のディスプレイ一体型産業向けエッジPC「ThinkEdge SE50a Gen 1」を発表

ThinkEdge SE50a Gen 1の概要

レノボ・ジャパン合同会社は、ディスプレイ一体型産業向けエッジPC「ThinkEdge SE50a Gen 1」を発表しました。本製品は、機械組み込みシステム、工場制御端末、倉庫・物流システム、POS、キオスク端末といった幅広い産業用途を想定したオールインワン型エッジPCです。産業用途向けLCDパネルと高い処理性能を一体化し、省スペースでの設置が可能です。製造業、流通、小売など、多様な現場での活用が見込まれます。

ThinkEdge SE50a Gen 1

プロセッサーにはインテル® Core™プロセッサー(シリーズ1)を採用し、OSはWindows 11 IoT Enterprise LTSCまたはUbuntu Desktopから選択できます。最大32GBのDDR5メモリー、デュアル2.5GbE、有線・無線ネットワークに対応し、産業用途に求められる高い処理性能と拡張性を実現しています。

堅牢性と長期運用サポート

ThinkEdge SE50a Gen 1は、24時間365日連続稼働に対応しており、前面IP65(背面IP41)の防塵・防水性能、0~50℃の動作温度、MIL-STD準拠の耐久試験をクリアするなど、高い堅牢性を備えています。さらに、5年間の製品ライフサイクルと販売終了後のパーツ保守を含め、最大10年間の保守に対応しており、長期間の運用が求められる産業システムを安定して支えます。

多様な設置環境と用途に対応する3種類のディスプレイ

ThinkEdge SE50a Gen 1は、用途や設置スペースに応じて、12.1型、15.6型、21.5型の3サイズをラインアップしています。

  • 12.1型モデル:4:3の1,024×768解像度(XGA)、輝度600cd/m²
  • 15.6型モデル:16:9の1,920×1080解像度(フルHD)、輝度350cd/m²
  • 21.5型モデル:16:9の1,920×1080解像度(フルHD)、輝度250cd/m²

いずれのモデルも産業用途向けLCDパネルと10点マルチタッチに対応しています。また、VESA規格(75×75mmおよび100×100mm)に対応しており、テーブルスタンド、ウォールマウント、パネルマウントなどのオプションを利用することで、卓上利用から設備への組み込みまで柔軟な設置が可能です。

ThinkEdge SE50a Gen 1 ディスプレイ仕様

産業用途に求められる拡張性と長期運用

本製品は、USB、2.5GbE、有線LAN、RS-232/422/485シリアルポートなど、豊富なインターフェースを搭載しています。さらに、本体の拡張スロットを利用することで、バーコードリーダーや指紋スキャナーなどとの接続に必要なRS-232/422/485、12bit GPIO+CANバス、USB Type-A ×4ポートといった機能を追加できます。キーボード、マウス、スピーカーも構成に応じて選択可能で、それぞれの利用環境に合わせたシステム構築を支援します。

主な仕様

項目 仕様
プロセッサー インテル® Core™ 3 / Core™ 5 / Core™ 7 プロセッサー(シリーズ1)
グラフィックス インテル® グラフィックス
OS Windows 11 IoT Enterprise LTSC、Ubuntu Desktop、OSなし
メモリー 最大32GB DDR5-5600
ストレージ M.2 PCIe SSD、M.2 SATA SSD
無線通信 Wi-Fi 6E、Bluetooth® 5.3
有線通信 2.5GbE LAN×2
インターフェース USB 3.2 Gen 1 Type-A×3、USB 2.0 Type-A×1、USB Type-C×1、RS-232/422/485シリアルポート×1
拡張機能 拡張スロットによりRS-232/422/485、12bit GPIO+CANバス、Type-Aポート×4
オーディオ スピーカー(カスタマイズ対応)
セキュリティ TPM 2.0
防塵・防水性能 前面IP65、背面IP41
動作温度 0~50℃
耐久性 MIL-STD準拠(12項目試験クリア)
販売価格 オープン価格
発売日 2026年8月18日(予定)

製品詳細