光翼イノベーションズ、曲がる太陽電池による3製品をCES 2026で公開

巻き取り式太陽光カーテン:エネルギー自給型住宅の実現

「巻き取り式太陽光カーテン」は、独自開発のペロブスカイト材料を採用し、厚さ0.1mm、1平方メートルあたり150g未満、曲げ半径10mm以下の極限的なフレキシブル設計を実現しています。これにより、従来の硬質な太陽光モジュールとは一線を画しています。光電変換効率は18%を超え、蛍光灯や曇天時などの弱光環境下でも安定した発電が可能です。発電された電力は、家庭用照明、スマート家電、スマートフォン充電などに直接供給され、余剰電力は家庭用蓄電設備に貯蔵することで「エネルギー自給自足」の生活をサポートします。

外観は一般的な布製カーテンと変わらず、標準的なカーテンレールに直接取り付けが可能です。断熱・遮光機能に加え、環境負荷の低い素材を使用しており、「発電 + インテリア + 環境保護」を兼ね備えた製品として、スマートホーム市場に新たな選択肢を提供します。同社の技術責任者は、ペロブスカイト材料の結晶構造を最適化することで、柔軟性と発電効率の両立を実現したと説明しています。

無リチウム電池電子名札:室内光で永久稼働

「無リチウム電池電子名札」は、ペロブスカイト太陽光パネルと低消費電力電子ペーパーを組み合わせた革新的な製品です。一般的なオフィス照明強度である500ルクスの環境下で、太陽光パネルが効率的に電力を生成し、電子ペーパーはコンテンツ更新時のみ微量の電力を消費するため、充電や電池交換が不要な「永久稼働」を実現します。

Bluetooth連携により、スマートフォンアプリから名前、役職、会議議題、連絡先などをリアルタイムで更新できます。会議室、展示会レセプション、オフィスワークステーションなど多様なシーンでの利用が想定されており、紙名札の資源浪費やリチウム電池製品の劣化・環境汚染といった課題を解決し、持続可能なオフィス環境の普及に貢献します。

ポータブルフレキシブル太陽光パネル:アウトドアでの電力供給

「ポータブルフレキシブル太陽光パネル」は、巻き取り式のコンパクトな設計が特徴です。同社のコアフレキシブルペロブスカイト材料を継承し、両手で引っ張るだけで瞬時に展開し、薄い布のような厚みと軽量性(1平方メートルモデルで150g未満)により、バックパックへの収納も容易です。従来の硬質なポータブル太陽光パネルの課題であったかさばりを解消し、ハイキング、キャンプ、ビーチ旅行などのアウトドア活動に最適です。

光電変換効率は18%を超え、弱光適応性に優れているため、曇天や日陰でも安定した発電が可能です。内蔵のUSB-C/USB-Aポートを介して、スマートフォン、iPad、モバイルバッテリーなどをシームレスに充電できます。環境に配慮した耐久性の高い素材は、軽微な傷や湿気にも強く、多様なアウトドア環境に対応します。同社のR&Dマネージャーは、この製品が「重い機材も複雑なセットアップも不要で、瞬時にクリーンエネルギーを提供する」ことで、グリーンエネルギーとアウトドアモビリティを結びつけると述べています。

ペロブスカイト技術と今後の展望

これらの3製品は、光翼イノベーションズが10年以上にわたり培ってきたペロブスカイト材料開発と低消費電力制御技術によって支えられています。業界関係者からは、ペロブスカイト技術を民生製品やアウトドア機器に実装し、無電池化や高ポータビリティを実現した点が画期的であると評価されています。今後は、電子値札やスマートドアプレートなどのIoT機器への技術転換も期待されています。

光翼イノベーションズは、ペロブスカイト太陽光技術の研究開発を専門とし、住宅、商業、アウトドア、IoT分野でのクリーンエネルギー普及を通じて、世界の低炭素化社会の実現に貢献することを使命としています。

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