開発背景:吸引力競争からの脱却
現在のコードレス掃除機市場では、各社が最大吸引力やモーター出力を競い合う傾向にあります。しかし、SHOJIKIの開発チームは「吸引力が高くても、重くて出しにくければ、人は掃除機を使わなくなる」という問いを立てました。
掃除のプロとして多くの家庭に接してきた開発者は、汚れのほとんどが「掃除機を出す手間を惜しんだ結果」であることに着目しました。棚にしまわれている、コードが煩わしい、重いといった小さな要因が、日々の掃除習慣を阻害していると考えられています。
「SH-J002」は、「掃除のハードルを下げること」を設計の中心に据え、軽量性、取り出しやすさ、どこでも充電できる利便性を追求しています。スペック上の数値だけでなく、実際の生活における「使いやすさ」を重視した製品として開発されました。
別モデル「SH-J001」の実績
SHOJIKIブランドの別モデル「SH-J001」は、発売からわずか2か月で約6,000台を完売しました。「こんなに軽いのに、ちゃんと吸える」「毎日出すのが苦にならなくなった」といった利用者の声が口コミを通じて広がり、広告に頼らない需要拡大につながったとされています。
この実績は、SHOJIKIブランドが掲げる「正直品質」への共感が広がっていることを示しています。「SH-J002」は、「SH-J001」とは異なるモデルとして独自に開発され、折れ曲がる延長パイプ、USB Type-C充電、緑色LEDライトなど、日本の住まいに向けた使いやすさがさらに追求されています。
開発ストーリー:日本の家のための掃除機を、日本人が作る
SHOJIKI代表の枝川氏は、クリンネスト1級、整理収納アドバイザー準1級、時短家事スペシャリストとして多くの家庭の掃除の悩みに寄り添ってきました。世に「名機」と呼ばれる掃除機の多くが海外ブランドである現状に対し、「本当にこれが、日本の家にとっての正解なのだろうか」という疑問を抱いたといいます。
欧米諸国では室内でも靴を履く文化があり、絨毯の奥深くに詰まった頑固な砂を掻き出すために「重くても圧倒的な吸引力」が優先されてきました。しかし、玄関で靴を脱ぐ日本の生活スタイルは根本的に異なります。日本に必要なのは、フローリングや畳の上を軽やかに移動し、狭い隙間や入り組んだ家具の間をストレスなく掃除できる「軽さと吸引力の完璧なバランス」であると考えられました。そのため、「SH-J002」は、日本人の住まいと体格に徹底的にフォーカスして開発されています。
開発において最大の課題は、吸引力と軽量化の矛盾でした。パワーを追求すれば本体が重くなり腕に負担がかかり、軽さを追求すれば吸塵力が損なわれるというジレンマに対し、開発チームは単純なモーターの大型化ではなく、空気の流れ(流体設計)をゼロから解析し、無駄な抵抗を排除するアプローチを採用しました。これにより、ブラシレスモーターと高効率マルチサイクロンの融合により、総重量わずか1.2kgという軽さと、妥協のない吸引力の両立に成功しています。
さらに、プロの視点から「日常の小さなストレス」も徹底的に排除されています。専用アダプタ不要のUSB Type-C PD充電、握りやすさを計算したスリムハンドル、暗い隙間を鮮明に照らすLEDライトなど、忙しい日本の日常にゆとりを生むための細やかな配慮が施されています。
SHOJIKI代表の枝川氏は、「掃除のプロが、日本の家のために、嘘偽りなく本気で開発した一台。それがSH-J002であり、SHOJIKIブランドが約束する正直な品質です。毎日を、もっと軽やかに。あなたの暮らしに、一番近いところにある正直な道具として。」とコメントしています。
「SH-J002」の5つの特徴
① 約1.2kgの軽量設計——「持ちやすさ」を最初の機能として
本体全体で約1.2kg、ハンディ部分のみなら約0.64kgという軽量設計です。大学との共同研究に基づき、細く握りやすいハンドルは手首への負担を軽減します。自走式パワーヘッドを搭載しているため、重さを感じずに前後に動かすことが可能です。


② BLDCモーター(最大180W)+マルチサイクロン構造——実感できる吸引持続力
吸引モーターにはブラシレス直流(BLDC)モーターが採用されており、最大真空度は強モードでダストピックアップ率約94.52%(JIS C 9802準拠)を実現しています。マルチサイクロン構造がゴミと空気を分離し続けるため、フィルターが目詰まりしても吸引力が急激に落ちにくい設計です。
③ 緑色LEDライト+折れ曲がる延長パイプ——「見えない場所」を攻略
ヘッド部に搭載された緑色LEDが床面を照らし、普段は気づきにくい壁際や家具の影のほこりを可視化します。延長パイプはボタン一つで角度を変えられる折れ曲がり式で、かがむことなくソファやベッド下の奥まで届きます。


④ 髪の毛が絡みにくいブラシ構造+2WAY設計
回転ブラシは段差のない一体型ローラーを採用しており、髪の毛やペットの毛を弾いて逃がす構造です。延長パイプを外せば重量約0.64kgのハンディクリーナーとして使用可能で、車内、棚上、階段など、フロア掃除以外の場面にも対応します。

⑤ USB Type-C充電+充電スタンド——「つながり続ける」日常使い
充電は専用スタンドへの「置くだけ」充電と、USB Type-Cケーブルでの直接充電の2wayに対応しています。充電時間は約2.5時間で、標準モードで約30分の連続運転が可能です。


SHOJIKIブランド開発担当者は、「吸引力の数値を上げることは、実はそれほど難しくありません。でも、毎朝使いたくなる掃除機を作ることは、全く別の話でした。ダスト計測を何度繰り返しても、最終的な評価軸は〝使い続けられるか〟でした。SH-J002は、スペックではなく、生活にフィットするかどうかを問い続けた結果です。」と述べています。
商品概要
- 発売日: 2026年4月22日
- 製品名: SHOJIKI コードレス掃除機 SH-J002
- 本体重量: 約1.2kg(ハンディ部分のみ:約0.64kg)
- 吸引モーター: BLDCモーター 最大180W
- 連続運転時間: 標準モード:約30分 / 強モード:約12分
- 充電時間: 約2.5時間(USB Type-C / 充電スタンド対応)
- 集じん容量: 0.20L(JIS C 9108準拠)
- フィルター: H11フィルター(マルチサイクロン構造)
- 騒音レベル: 標準:約65dB / 強:約70dB
- 外形寸法: 幅210 × 奥行130 × 高さ1,000mm
- カラー展開: ホワイト(SH-J002WH)/ ブラック(SH-J002BK)
- 希望小売価格: 19,800円(税込)
- 保証期間: 1年間(購入後レビュー投稿で最大2年間に延長)
今後の展望
SHOJIKIは、「SH-J002」の展開を皮切りに「生活者の実感に正直であること」を軸とした製品ラインの拡充を予定しています。布団・ソファ向けの別売アタッチメント(布団ノズル、ソファノズル、スクエアブラシ等)もすでにラインアップされており、一台のベース機を中心としたモジュール型の使い方を提案していく方針です。「海外メーカーに負けない、日本ブランド」を目指し、SHOJIKIはそのコンセプトを製品を通じて証明し続けるとしています。

