Lexar、CFexpress 4.0 Type Aカード「GOLD」「SILVER」を日本市場で展開

Lexar、CFexpress 4.0 Type Aカード「GOLD」「SILVER」を日本市場で展開

CFexpressカード、Sony Cinema Line FX3カメラ、およびそのレンズ

Lexarは、CFexpress 4.0 Type Aカード「Lexar® Professional GOLD CFexpress™ 4.0 Type A カード」および「Lexar® Professional SILVER CFexpress™ 4.0 Type A カード」を日本市場で展開します。両製品は、CFexpress Type A対応カメラを使用するクリエイターに向けて、高速なデータ記録、安定した書き込み性能、撮影後のワークフロー効率化を支援する高速メモリーカードです。

高性能カメラ時代におけるメモリーカードの重要性

近年、カメラはますます高性能化しています。2026年5月には、ソニーがフルサイズミラーレス一眼カメラα7Rシリーズの第6世代として「α7R VI」を発表しました。同機は、有効約6680万画素のフルサイズ積層型Exmor RS CMOSセンサーを搭載し、ブラックアウトフリーでのAF/AE追随による最高約30コマ/秒の連続撮影を実現するモデルとして登場しています。発売日は2026年6月5日と案内されています。

高画素、高速連写、高ビットレート動画といったカメラの進化は、クリエイターに新しい表現の可能性をもたらしています。一方で、その性能を撮影現場で安定して活用するためには、カメラ本体だけでなく、記録メディアへの理解もこれまで以上に重要になります。

メモリーカードは、単に「容量が大きければよい」ものでも、「パッケージに表示された最高速度だけで選べばよい」ものでもありません。高ビットレートの映像を受け止め、高速連写に追従し、撮影されたデータを安定して記録し、さらに撮影後のデータ転送や編集ワークフローまで支援する存在です。高性能カメラの時代には、メモリーカード選びもまた、アップデートされる必要があります。

これまで多くのユーザーは、メモリーカードを選ぶ際、容量、価格、そしてパッケージに大きく表示された最高速度に注目してきました。読み出し速度は、撮影後に素材をPCへ転送するときやバックアップを取るとき、編集環境へデータを移すときに作業効率を左右します。一方で、撮影中に重要になるのは、書き込み性能です。特に動画記録では、データは録画中に継続してカードへ書き込まれ続けるため、瞬間的な最高速度だけでなく、安定した書き込み性能や、一定の持続書き込み性能が求められます。

SDカードでは、V10、V30、V60、V90といったビデオスピードクラスと呼ばれる動画記録向けの速度規格が指標となります。そしてCFexpressの時代には、VPG(Video Performance Guarantee)というキーワードも重要です。VPGは、動画記録向けの最低持続書き込み性能を示す規格であり、VPG200、VPG400などの数字は、MB/s単位の最低持続書き込み速度を示します。

α7R VIの仕様を見ると、カメラの進化と記録メディアの関係がより分かりやすいです。同機はCFexpress Type AメモリーカードとSDカードに対応するデュアルスロットを採用し、高画素データや高速連写を想定したワークフローに対応しています。ただし、α7R VIはCFexpress 4.0規格には対応しておらず、CFexpress 4.0対応カードを挿入した場合はCFexpress 2.0規格で動作すると案内されています。このため、メモリーカード選びでは、カード単体のスペックだけでなく、カメラ本体の仕様、撮影モード、必要な動画性能、そして撮影後のデータ転送まで含めて考える必要があります。

Lexar Professional GOLD CFexpress 4.0 Type A カード

2TBのLexar CFexpress Type Aカードが、ごつごつとした岩肌を背景に置かれている画像

Lexar Professional GOLD CFexpress 4.0 Type Aは、より高い負荷がかかるプロフェッショナルな撮影シーンを見据えたカードです。商業撮影、ドキュメンタリー制作、ウェディング撮影、スポーツ撮影、長時間の映像収録といった現場では、重要な瞬間に「もう一度」はありません。そのため、高い負荷のなかでも安定した記録を支援し、撮影ワークフロー全体に貢献するカードが求められます。

Professional GOLD CFexpress™ 4.0 Type Aカードは、PCIe 4.0により最大読み出し速度1800MB/s、最大書き込み速度1650MB/sを実現し、1400MB/sの持続書き込み速度とVPG400規格を備えます。また、耐温度性、耐振動性、防塵・防水性(IP68)などの堅牢な設計も特徴としています。

Lexar Professional SILVER CFexpress 4.0 Type A カード

手がLexar製2TBのCFexpress Type Aメモリーカードを持ち、カメラの開いたメモリーカードスロットに挿入しようとしている様子を捉えた画像

Lexar Professional SILVER CFexpress 4.0 Type Aは、高速ストレージ環境へステップアップしたいクリエイターに向けた選択肢です。近年、写真や動画の制作環境は大きく変化しており、SNS向けの動画制作であっても、4K撮影や高フレームレート撮影は珍しくなくなりました。個人クリエイターでも、RAW撮影、高ビットレート動画、大容量素材を扱う機会が増えています。

SILVERは、そうしたユーザーにとって、CFexpress Type Aの高速な世界へ踏み出すための分かりやすい選択肢となります。Lexar Professional SILVER CFexpress™ 4.0 Type A Cardは、最大読み出し速度1750MB/s、最大書き込み速度1650MB/s、最大1300MB/sの持続書き込み速度、VPG200に対応します。

主な仕様比較

製品名 Lexar® Professional GOLD CFexpress™ 4.0 Type A カード Lexar® Professional SILVER CFexpress™ 4.0 Type A カード
フォームファクター CFexpress 4.0 Type A CFexpress 4.0 Type A
最大読み出し速度 最大1800MB/s 最大1750MB/s
最大書き込み速度 最大1650MB/s 最大1650MB/s
持続書き込み速度 最大1400MB/s 最大1300MB/s
VPG VPG400 VPG200
主な位置づけ 高負荷なプロフェッショナル撮影を支える選択肢 高速ストレージへのアップグレードをわかりやすくする選択肢

※数値はメーカー公称値です。実際の速度は使用するカメラ、カードリーダー、PC環境、撮影モードなどにより異なる場合があります。
※SILVERの持続書き込み速度は最大値です。容量により一部仕様が異なる場合があります。購入時には各製品ページの仕様をご確認ください。
※最大転送速度は、対応するカードリーダーや使用環境との組み合わせにより異なります。

GOLDとSILVERの選択基準

GOLDとSILVERは、単純な「上位」「下位」ではなく、それぞれが異なる撮影スタイル、異なる負荷、異なるワークフローに向けた選択肢です。GOLDは、より高負荷なプロフェッショナル撮影へ、SILVERは、高速ストレージへのアップグレードと日常的な高画質制作へ対応します。

カメラがここまで進化した現在、どのようなメモリーカードがその性能を受け止められるのかという問いに対し、容量や最大読み出し速度だけで判断するべきではありません。確認すべきなのは、カメラが対応するカードタイプ、撮影フォーマットが求める書き込み性能、動画記録に関わる速度規格、そして自身の制作ワークフローに必要な安定性と効率です。カメラのスペックを読むように、カードのスペックも読むことが、高性能カメラ時代の新しい基本となります。

製品情報・購入先

Lexar CFexpress Type Aカード「Gold」シリーズおよび「Silver」シリーズの主な購入先は以下の通りです。

高い信頼性とパフォーマンスを求めるカメラユーザーや映像制作者に向けた「CFexpress Type A Gold」シリーズは、全国の家電量販店を中心に販売を開始します。実店舗および各量販店のオンラインストアを通じて、プロフェッショナル用途にも対応する高速・高信頼のメモリーカードを求められます。

コストパフォーマンスに優れた「CFexpress Type A Silver」シリーズは、Amazonでの購入が案内されています。

【対象製品】

各製品の仕様、対応情報、販売状況については、Lexar公式サイトおよび各販売店の販売ページをご確認ください。
Lexar Professional GOLD CFexpress 4.0 Type A カードの製品情報はこちら: https://www.lexar.com/jp/products/Lexar-Professional-GOLD-CFexpress-4-0-Type-A-Card/