Ankerのポータブル電源が業界初の「Sマーク認証」を取得、安全性基準を確立

Anker Solixのポータブル電源が「Sマーク認証」を業界で初めて取得

アンカー・ジャパン株式会社は、同社のポータブル電源シリーズ「Anker Solix」の一部製品において、電気製品の安全のための第三者認証制度である「Sマーク認証」を2026年1月13日に取得したことを発表しました。ポータブル電源がSマーク認証の対象製品に追加されたのは今回が初めてであり、Ankerは業界に先駆けてこの認証を取得しました。

Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power StationがSマーク認証を業界で初めて取得

これまでポータブル電源は電気用品安全法(PSEマーク)の対象外であり、業界全体での明確な安全性の基準が存在しませんでした。各メーカーが独自の基準で製品を販売する状況が続いていましたが、防災意識の高まりやアウトドア需要の拡大に伴い、市場が大きく成長。一般の家電製品と同様に、共通の安全基準の策定が重要視されていました。

Sマーク認証とは

このような背景から、2024年春には経済産業省が主導するガイドライン「ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)」が策定されました。このガイドラインに基づき、ポータブル電源が「Sマーク認証」の新たな認証対象製品として追加されました。Sマーク認証は、将来的にはJIS化も見据えた共通規格です。

Sマーク認証の取得には、独立した第三者認証機関による厳格な審査が必要です。具体的には、「製品試験」と「工場の品質管理の調査(工場検査)」の2つの厳しい試験と監査をクリアする必要があります。

Sマークロゴ

検査項目

検査区分 内容
製品試験 – 安全:J62368-1およびポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)、電磁雑音:J55032
– 電池保護の安全性:過充電・過放電保護機能などの保護システムの検査
– 耐衝撃性能:「持ち運ぶ」「車に積む」といったポータブル電源特有の使用シーンを想定した落下試験や振動試験
– AC出力の安全性:家庭用コンセントと同じ「100V」を出力できることから、感電保護やショート時の遮断機能に関する試験
– 遠隔操作による誤操作防止:カバンやポケットの中でのスマホアプリの誤操作等により、ポータブル電源に接続している機器が自動的に作動しない仕組みとなっているかの確認試験 等
工場検査 – 受入検査(部品・材料の管理):製品の主要部品や材料が、仕様通りのものであるかを確認するプロセス
– 工程検査(製造プロセス中の確認):組み立て段階での不良品を防ぐ仕組みや対策の確認
– 完成品検査 (出荷前の最終確認):製品として組み上がった後に、保護機能や充放電特性の確認、耐電圧試験等の実施工程が確立されているかの確認
– 計測機器の管理(校正):計測機器の精度維持を目的とした、機器の校正の実施および管理記録の確認
– 文書・記録の管理:検査で不適合となった製品を、良品と区分けする等、規則化された手順の有無や記録されているかの確認 等

※詳細については、経済産業省が主導したガイドライン「ポータブル電源の安全性要求事項(中間とりまとめ)」をご確認ください。

認証を取得した製品

今回Sマーク認証を取得したのは、Anker Solixの定番モデルである「Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station」です。この製品は、容量1000Wh帯かつAC定格出力1500W以上のリン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルにおいて世界最小クラスのコンパクトさを実現し、一般的な家庭で使用する電化製品の99%を稼働させられる1550Wのパワフルさが特長です。

Anker Solix C1000 Gen 2 Portable Power Station

Ankerグループは、本製品でのSマーク認証取得を皮切りに、今後も他製品での認証取得を進め、「安心&安全」を第一とした製品展開に尽力していく方針です。

アンカー・ジャパン株式会社について

Ankerグループは「Empowering Smarter Lives」をミッションに掲げ、モバイル充電ブランド「Anker」をはじめ、オーディオ&ビジュアルブランド「Soundcore」、スマートホームブランド「Eufy」などを世界100ヶ国以上で展開するハードウェアメーカーです。お客様の声に基づいた迅速な製品開発・改善を実践し、高品質なプロダクトと安心のサービスを提供しています。

アンカー・ジャパン株式会社