アウトドア外骨格「Hypershell X Ultra」が日本上陸
Hypershell(ハイパーシェル)は、アウトドア外骨格の新たなフラッグシップモデル「Hypershell X Ultra」を2026年3月6日より日本国内で正式に販売開始しました。本製品は、過酷な環境に挑む冒険家やアスリートの身体能力を拡張することを目的に開発されています。

飛躍的に向上したパワーと持続力
「Hypershell X Ultra」は、Hypershell独自開発の「M-One Ultra モーター」を腰部の両側にデュアル搭載し、従来モデルと比較して25%向上した最大1,000Wの出力を実現しました。これにより、荷物が重い状況や足場が不安定な環境下でも、安定したアシストを提供します。
バッテリーシステムも進化し、モーター効率の向上とアシスト制御の最適化により、システム全体のエネルギー効率が大幅に改善されています。その結果、航続距離は従来モデルから約71%向上し、最大30km(Ecoモード使用時の計算値)に達し、最大7.5時間(Ecoモード使用時の計算値)のアシストが可能です。動作環境温度は-20℃から60℃までと広範囲に対応しており、極寒の雪山から酷暑の砂漠まで、多様な環境下での安定したパフォーマンスが期待されます。
人機一体のアシスト体験
「Hypershell X Ultra」は、単なる補助器具ではなく、利用者の動きを読み取り、正確かつ適切なサポートを与えることで「体の一部」として機能します。内蔵された10個以上の高精度センサーが毎秒数万回の演算を行い、ユーザーの動きの意図をリアルタイムで予測し、独自の「AI Motion Engine Ultra」が最適な出力を瞬時に判断します。
身体への負担軽減の効果については、SGS認証(スイスに本部を置く世界的な検査・認証機関)を取得しています。これは2025年11月までにアウトドア外骨格として初のSGS認証であり、その実力が客観的に証明されています。具体的には、歩行時の体力消耗を最大20%軽減、サイクリング時の体力消耗を最大39%軽減、股関節屈筋の持久力を最大63%向上させる効果が報告されています。

また、下り坂や階段での着地衝撃を検知し、最適なアシストで和らげる「ダウンヒル・アシスト」機能も搭載されており、関節への負担軽減に貢献します。操作面では、watchOS(Apple Watch)に対応し、本体の物理ボタンによるワンタッチでのモード切り替えや出力調整が可能です。さらに、日本語対応の「Hypershell+アプリ」では、細かな設定やステータス確認が行えます。
進化を遂げた12種のアシストモード
「Hypershell X Ultra」には、計12種類のアシストモードが搭載されています。従来モデルの10種類(X Goは6種類、X Pro・X Carbonは10種類)をベースに、「ランニング+」と「サイクリング+」がアップデートされ、新たに「スノー」と「デューン(砂丘)」の2つのモードが追加されました。

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日常的なパフォーマンスを底上げする「+」モード
- ランニング+: 蹴り出しの瞬間、よりパワフルな出力を提供し、トップスピードへの到達を早めます。
- サイクリング+: ペダリングとシンクロし、漕ぎ出しや加速時の負荷を軽減します。
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未知のフィールドへ挑むあなたへ
- スノー: 雪道特有の足を取られる感覚を減らし、スノーシューや雪山トレッキングにおける疲労を抑えます。
- デューン(砂丘): 足を取られやすく不安定な砂地でも、足場を安定させるサポート力を提供し、確実な足取りを支えます。
航空宇宙グレードの素材と超軽量ボディ
「Hypershell X Ultra」は、圧倒的な高出力を誇りながら、バッテリー重量を除く本体重量がわずか1.8kgという軽量化を実現しています。フレームの60%に高剛性「SpiralTwill 3000 カーボンファイバー」、負荷がかかる主要パーツには3D成形チタン合金「SinterShell」を採用。航空宇宙工学に基づいた素材選びと設計により、堅牢性と軽さ、そして流麗なフォルムを兼ね備えています。

ウエストサイズは28〜48インチ(約71〜122cm)と広範囲で調整可能なため、多様な体格の方にフィットします。折りたたむとB4サイズ程度(430×260×125mm)に収まり、手軽に持ち運びが可能です。
製品情報

- 製品名: Hypershell X Ultra
- 販売価格: 329,800円(税込)
- 発売日: 2026年3月6日(金)
購入ページ
- Hypershell X Ultra:https://jp.hypershell.tech/products/hypershell-x-ultra
- Hypershell日本公式サイト:https://jp.hypershell.tech/
製品比較表
| Hypershell X Pro | Hypershell X Ultra | |
|---|---|---|
| 本体重量(バッテリー除く) | 2 kg | 1.8 kg |
| カラー | マットシルバーグレー | マットダークブラック |
| 最大出力 | 800 W | 1,000 W |
| 最大航続距離 | 17.5 km | 30 km |
| 最⼤動作姿勢認識数 | 10種類 | 12種類 |
| アシストモード | ウォーキング、スピードウォーキング、登山、グラベル、ランニング、サイクリング、階段上り、階段下り、上り坂、下り坂 | ウォーキング、スピードウォーキング、登山、グラベル、ランニング+、サイクリング+、階段上り、階段下り、上り坂、下り坂、スノー、デューン(砂丘) |
| 価格(税込) | 179,800円 | 329,800円 |
スペック
| 最大出力 | 1,000 W(M-One Ultra モーター搭載) |
| 応答速度 | 0.03秒(動作予測アルゴリズム) |
| モーター効率 | 90%以上 |
| バッテリー容量 | 5000 mAh / 72 Wh |
| 航続距離 | 最大 30 km(エコモード) / 最大 5.3 km(ハイパーモード) |
| 充電時間 | 約88分(フル充電) |
| 動作環境温度 | -20℃ ~ 60℃ |
| 本体重量 | 1.8 kg(バッテリー除く) |
| 寸法 | 430 × 260 × 125 mm(折りたたみ時) |
| 主要素材 | スパイラルツイル3000カーボンファイバー、SinterShellチタン合金 |
| 防水・防塵 | IP54 |
| 通信規格 | Bluetooth 5.0(アプリ接続用) |
| 外部デバイス連携 | Apple Watch対応 |
Hypershellについて
Hypershellは、人間の身体能力の拡張に特化したアウトドアテクノロジー企業です。テクノロジーによって人間の限界を「ハイパー化」し、未知の領域への挑戦を支えるというビジョンを掲げています。
これまでの取り組み
2021年の設立以来、最先端の外骨格技術を一般消費者が利用できるデバイスとして普及させることを使命としています。
- 品質への約束: 「X Ultra」は、アウトドア用外骨格として2025年11月までにSGS性能認証を初めて取得しました。これにより、実使用環境における確かな性能が裏付けられています。
- 世界が認めた革新性: 世界最大級の家電見本市「CES 2025」にてロボティクス部門の「Best of Innovation」を受賞し、さらに「IFA 2025」においてもイノベーション賞を獲得しています。2025年7月に実施された調査によると、正式発売された一般消費者向けアウトドア用外骨格として世界初です。詳細はこちら:https://www.ces.tech/ces-innovation-awards/2025/hypershell-carbon-x/
- ユーザーと共に歩む: 初製品はクラウドファンディング「Kickstarter」にて、2,600名以上の支持者から123万ドル以上の資金を調達しました。現在では世界で10,000台以上の出荷実績があり、幅広い層の冒険をサポートしています。
日本での現地展開
2025年7月より日本展開を開始して以来、多くの注目を集めています。理学療法士・作業療法士の立ち会いのもと体験の機会を設けたほか、蔦屋家電+での実機展示など、実際に触れられる場を広げてきました。今後は量販店での実物展開など、日本市場に根ざした取り組みを進めていく方針です。技術革新にとどまらず、世界中の非営利団体や救助組織と協力し、人命救助活動や環境保護を支援することで、より持続可能で公平な社会の実現に向けた変革を推進していくとしています。同社は今後も、人に元々あった「自然な動き」を損なうことなく、テクノロジーの力で、人々がより遠く、より強く、そしてよりスマートに移動できる未来を切り拓いていくことを目指しています。

