Nordic、「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2026」で最新ワイヤレスソリューションを展示

出展社セミナー

5月27日(水)11:40~12:00 A会場

  • 講演者: ジョン・ケニー(日本カントリーマネージャ)
  • タイトル: 「超低消費電力エッジAIの実用化:ソフトウェアモデルからNPUによる高速化まで
  • 内容: エッジAIにおいて、性能、消費電力、複雑さ間のトレードオフを解消するハイブリッド型エッジAIアプローチが紹介されます。軽量なソフトウェアベースのモデルからAxon NPUを用いたハードウェアアクセラレーションまで、幅広いスケールに対応し、開発者が最小限の消費電力で小規模なタスクから高性能なAIタスクへと移行する方法について解説されます。これにより、よりスマートで高速かつ効率的なバッテリー駆動のワイヤレス製品の実現が期待されます。

5月28日(木)11:40 – 12:00 A会場

  • 講演者: 小林 紀之(セールス&マーケティング アカウントマネージャー)
  • タイトル: 「コネクティビティのその先へ:Memfaultが提供するnRF Cloudにより、安全で可視性の高い、容易なメンテナンスの実現
  • 内容: ワイヤレス製品のリリース後の課題に焦点を当て、Memfaultが提供するnRF Cloudを通じて、開発者がグローバルなセキュリティ要件を満たしつつ、デプロイ後もデバイスレベルでの詳細な可視性を確保する方法が紹介されます。パフォーマンス監視、クラッシュ分析、信頼性の高いOTAアップデートが、開発ワークフローに複雑さやコストを追加することなく、製品品質の向上、現場での問題解決の迅速化、顧客満足度の向上にどのように貢献するかが解説されます。

主な展示(予定)

ニューラル・プロセッシング・ユニット(NPU)搭載System-on-Chip「nRF54LM20B」

大容量メモリを備えた新製品「nRF54LM20B」は、統合されたNPUにより、TensorFlow LiteクラスのAIモデルをArm® Cortex® CPUでの実行と比べて最大15倍高速に処理し、消費エネルギーも大幅に削減します。最も近い競合のエッジAIソリューションと比較して最大7倍の性能、最大8倍のエネルギー効率を実現し、高頻度センサーデータ処理、オーディオ解析、イベント駆動型AI処理などのエッジAIワークロードを、小型バッテリー駆動デバイスでも実用的に実装可能にします。

nRF Cloud powered by Memfault

nRF Cloud powered by Memfaultは、デバイスの可観測性・管理・位置情報サービスを統合したプラットフォームです。Memfaultの可観測性およびOTA(Over-The-Air)更新インフラをNordicのクラウドサービス基盤「nRF Cloud」に直接統合しており、遠隔診断、フリートヘルスモニタリング、セキュアなOTAアップデートなどの機能を標準で提供します。NordicのnRF91シリーズセルラーIoTモジュールだけでなく、nRF54/nRF53/nRF52シリーズのマルチプロトコル無線SoCにも対応しており、シンプルな統合で無償利用を開始し、スケーラブルに拡張可能です。

低消費電力LTE Cat 1 bisモジュール「nRF93M1」

新製品「nRF93M1」は、NordicのロングレンジポートフォリオにLTE Cat 1 bis接続を追加する製品です。地域別およびグローバル向けの完全互換モジュールオプションを提供し、大規模かつ信頼性の高いIoT展開を可能にします。超低消費電力設計により、バッテリー駆動デバイスは現場で数年間の動作が可能です。また、Nordicの最適化済みの標準インターフェースおよび周辺機能により、新規・既存システム設計への組み込みも容易です。

Bluetooth Low Energy(LE)対応SoC「nRF54LS05A」と「nRF54LS05B」

エントリーレベルの超低消費電力新製品「nRF54LS05A」と「nRF54LS05B」は、単一チップ構成のシステムにおけるメインのワイヤレスSoCとして、またはマルチチップ構成のシステムでBluetooth LEのコンパニオンデバイスとして利用可能です。堅牢なBluetooth LE接続、超低消費電力、使いやすいソフトウェアといったnRF54Lシリーズの主要機能を備えつつ、シンプルでコスト効率の高いBluetooth LE製品の開発に最適化されています。これらのSoCは、センサー、タグ、ビーコン、リモコン、PC周辺機器などのシンプルなアプリケーションに適しています。

Nordic Fuel Gauge v2.0

nPM1300およびnPM1304パワーマネジメントIC向けの高精度ソフトウェアベースのバッテリー状態管理ソリューション「Nordic Fuel Gauge v2.0」が大幅にアップデートされました。バッテリーの健康状態(SoH)の高度な推定機能、適応型バッテリーモデル、長期的なフリート分析機能が追加され、電力制約のある幅広いIoT製品に高度なバッテリー管理を拡張します。これにより、メーカーはより信頼性が高く、持続可能で長寿命な製品を開発できるよう支援され、EU電池規則(2023/1542)などの新たなバッテリー交換規制への対応も可能になります。

AliroおよびMatter対応アクセス制御システム向けリファレンスデザイン

AliroおよびMatterを活用した商業施設および住宅向けの、安全かつ相互運用可能なアクセス制御ソリューションを実現する「新たなリファレンスデザイン」が紹介されます。Connectivity Standards Alliance(CSA)によって策定されたAliroは、Bluetooth® Low Energy、Ultra-Wideband(UWB)、Near Field Communication(NFC)をサポートし、開発者に柔軟な技術選択肢を提供します。

Nordic Semiconductorについて

Nordic Semiconductorは、低消費電力ワイヤレス接続ソリューションのグローバルリーダーであり、ハードウェア、ソフトウェア、開発ツール、クラウドによるライフサイクルサービスまでを網羅した包括的なプラットフォームを提供しています。1983年に設立され、本社をノルウェーに置いています。Bluetooth® Low Energy(Bluetooth LE)のパイオニアとして業界を牽引し、セルラーIoT、Wi-Fi、Matter、Thread、Zigbee、DECT NR+、NTN/衛星通信などへとワイヤレスソリューションの領域を拡大しています。2025年にはMemfaultの買収によりチップからクラウドまでをカバーする提供価値を強化し、高度なデバイス監視機能やクラウドベースのオブザーバビリティを同社の包括的なワイヤレス製品ポートフォリオに追加しました。詳細については、Nordic Semiconductorのウェブサイトをご参照ください。

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